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結局どのAIを使えばいいの? ── 主要9サービスを目的別に整理してみた

はじめに ── 「多すぎて選べない」問題

AI研修で経営者の方々から最も多くいただく質問が、「結局どのAIを使えばいいんですか?」です。

ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot、Perplexity……名前は聞いたことがあるけれど、違いがわからない。無料で使えるの?有料にする価値はあるの?うちの会社にはどれが合うの? ── そんな声を毎回のようにいただきます。

そこで今回は、2026年3月時点の主要9サービスを、中小企業経営者の視点で整理してみました。技術的な細かい話ではなく、「何に使えるか」「いくらかかるか」「まず何から試すべきか」にフォーカスしています。

1. まず知っておきたい「4つの分類」

生成AIサービスは大きく4つのタイプに分けられます。

多くの経営者にとって、まず必要なのはテキスト生成AIです。メール、議事録、企画書 ── 日々の文書作成が格段に速くなります。ここから始めて、慣れてきたら画像生成やエージェント型に手を広げるのが自然な流れです。

2. 主要9サービスの比較

2026年3月時点で押さえておくべき主要サービスを一覧にまとめました。

サービス 開発元 無料 有料(月額) 一言で言うと
ChatGPTOpenAIあり$8〜$200圧倒的知名度。迷ったらまずここ
GeminiGoogleあり$19.99〜Google連携。画像も動画も音楽も
ClaudeAnthropicあり$20〜$200長文が得意。Excel・PPTも操作
CopilotMicrosoftあり¥4,497〜Office統合。法人導入向き
GrokxAIあり$30〜X連携。トレンド分析に強い
DeepSeekDeepSeek(中国)あり従量制低コスト高性能。要セキュリティ注意
CursorAnysphereあり$20〜AIコーディング。カカクコムも導入
AntigravityGoogleあり未定エージェント型IDE。個人無料
PerplexityPerplexity AIあり$20AI検索。出典付きで信頼できる

すべてのサービスに無料プランまたは無料版があります。まず0円で試して、業務に役立つと実感してから有料プランに移行するのがおすすめです。

3. 目的別「まず使うならこれ」

「全部は覚えられない。うちの場合は何から始めればいい?」という方のために、よくある業務シーンごとのおすすめをまとめました。

まず無料で触ってみたい → Gemini or ChatGPT

GoogleアカウントがあればGeminiは今すぐ使えます。ChatGPTも無料版で十分に体験可能。どちらかを1週間使ってみるだけで「AIでできること」の感覚が掴めます。

文書作成・議事録・メール → ChatGPT or Claude

日本語の文章品質が高いのはこの2つ。特にClaudeは長文の相談(就業規則のレビュー、契約書のチェック等)に強みがあります。2026年にはExcel・PowerPointの直接操作にも対応し、資料作成AIとしても進化しています。

調べもの・リサーチ → Perplexity

PerplexityはGoogle検索の「拡張」として使うのが最も効果的です。「○○について調査して」と入力するだけで、複数の情報源を横断した出典付きのレポートが返ってきます。ChatGPTやClaudeの回答の裏取りにも最適。

Office業務の効率化 → Copilot

すでにWord・Excel・Teamsを使っている会社なら、追加インストール不要のCopilotが最も導入ハードルが低い選択肢です。2026年にはTeams会議の自動議事録 → ToDo抽出 → フォローアップメールまでを連続処理する「エージェントモード」が実装されています。

社内導入を本格検討 → Copilot or ChatGPT Team

法人導入を考える場合、重要なのは「入力したデータがAIの学習に使われないこと」の保証です。M365 CopilotとChatGPT Teamはいずれも法人向けのデータ保護ポリシーを提供しています。

4. 注目トピック:価格.comがCursorを全社導入

プログラミング用AIと聞くと「うちには関係ない」と思われがちですが、注目すべき動きがあります。

「価格.com」「食べログ」を運営するカカクコムが、全エンジニア約500名にCursorを導入しました(2025年4月)。CTOは生成AIの登場を「そろばんが電卓に変わるほどの技術革新」と表現し、今後はPM(プロジェクトマネージャー)やデザイナーへの展開も検討中です。

これは「エンジニアだけの話」ではありません。Cursorのような開発AIの進化により、非エンジニアでも業務ツールを自作できる時代が近づいています。社内の「ちょっとしたツールが欲しい」という要望を、外注せずにAIの力で解決できる可能性が広がっています。

まとめ ── 「使い分け」が最強の戦略

9つのサービスを紹介しましたが、結論はシンプルです。

1つに絞る必要はない。目的に応じて使い分けるのが、AI時代の最強の戦略。

この4つを押さえるだけで、日常業務のかなりの部分でAIの恩恵を受けられます。「全部覚えなきゃ」と構える必要はありません。1つ使ってみて、便利だと思ったら次を試す。それで十分です。

各サービスの詳細(最新モデル名・料金プラン・進化ポイント)は、随時更新しているAIサービス比較ページをご覧ください。

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